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車庫証明の申請代行について②(小岩警察へ)

BMWとアルピナの違い

さて、前回に引き続き車庫証明の実際の流れのお話しです。
初めて警察署へ車庫証明の申請に行く方のために、
当日の流れを書いておきます。

 

警察での流れ1日目

警察署の比較的わかりやすい場所に
「車庫証明」の窓口があります。
小岩警察署では、正面玄関からは見えませんでしたが、
玄関から入って真っ直ぐ進むと
左方面に窓口がありました。
正面玄関を入ってすぐ右手に
「総合受付」があるので、初めてのときはそこで聞きました。

警察署によって違うと思いますが、
小岩警察署は、番号札をとって待つスタイルでした。
とはいえ、車屋さんのおっちゃんかな、
と思しき方が一人待っているだけでしたので、
すぐに私の番号は呼ばれました。

窓口で書類を提出すると、ざっと書類をその場で確認されます。
それで「少々お待ちください」という流れになるのです。
しかし今回ひとつ確認されました。
「自動車保管場所証明申請書」の「車名」の欄は
車のメーカーが入ります。
トヨタ、日産、スズキなどなど。
今回の車名には「BMWアルピナ」と記載されていたのです。
受付の方には「BMWじゃなくてアルピナでいいですか?」と
確認をされたのです。
結果としてこれで問題はなかったのですが、
私も「BMW」じゃないのか?とお客様から書類を受け取ったときには思っていました。
これについては後述します。

そんなに待たされず、再度呼ばれます。
そしたらそこで手渡される書類をもって、「会計窓口」で手数料の支払いです。
東京都なら\2100です。クレジットカードや、電子マネーでも決済ができます。
標章交付申請手数料の\500は、2回目の証明書の受け取りの時に支払います。

その領収書をもって、再度車庫証明の窓口へ。
そこで、控えを渡されて1日目は終了です。
小岩警察署には一般用の駐車場がありません。
署の目の前にはコインパーキングがあります。
30分200円です。(この記事を書いた時点では)
私は、少し離れた30分100円のパーキングに駐車しました。
警察署の滞在時間は30分もかかりません。
駐車料金も100円ですみました。

 

警察での流れ2日目

車庫証明控え

画像が見づらいかもしれませんが、
手数料\2100の領収書と、控えをホチキス止めされた
控えが1日目に渡されます。

この控えに、
「交付予定日」と
この控えを持参することと、
標章交付申請手数料の\500が必要な旨が記載されています。

これを持って再度「車庫証明」窓口へ。
会計課で¥500を支払うよう促され、
支払った領収書をもって、
再度車庫証明窓口へ行くと、
すぐに車庫証明書が交付されます。

この2日目で渡されるものは
・手数料\2100と\500の領収書
・丸いシールの標章と、ホチキス止めされた標章交付申請書
・運輸支局長提出用の車庫証明書

これらを受け取り、警察署でのお仕事は完了です。
1日目より警察署の滞在時間は短いです。

 

お客様への書類送付

警察署で受け取った車庫証明書と、標章、
そして今回の請求書をお客様に速やかに発送します。
使うのはレターパックプラス(¥520)。
送付の際、送付状にレターパックプラスの追跡番号を
記載して、お客様にお知らせするようにします。

 

BMWとアルピナの違い

アルピナはドイツのチューナーであり自動車メーカーです。
1965年に創立した当時は、チューナーだけ製造、販売していました。
1977年にアルピナはレースでのチューニングメーカーを辞めて、
車の製造を行う会社に転向することを発表し、
1983年に正式に自動車メーカーとして登録され、車を生産するようになりました。
ですから、れっきとした「車名」になるのです。
チューナーとは、顧客の要望に沿いエンジンやパーツを交換することによって、
自動車性能を上げることをいいます。

アルピナが製造する乗用車の年間生産台数は約1700台であり、
そのうちおよそ25%が日本において販売されています。
アルピナは年間の生産台数が少なく、
輸入される数が限られています。

どうしてこんなに生産台数が少ないのでしょう。
それは、生産工程の多くを手作業で行っているからです。
車の生産というと、
大きな工場で、それぞれのパーツを組み立てていくようなライン生産を
想像するかもしれません。
しかし、アルピナは手作業が多いために、生産台数が少ないのです。

というわけで、「BMW」と「BMWアルピナ」は別物なんです!

私は車が好きなので、車庫証明の申請をとおして
どんな車を購入するのかを見られるのが楽しみです。
住まいは東京都にあるのに、
わざわざ遠方のお店で購入するわけです。
その購入する人のこだわりだったり、
どうしても欲しい車両なのかな、と想像したりします。
今回のアルピナも間違いなく希少です。

私も、最初に買ったマーチスーパーターボはどこにでもある車ではなかったため、
山口県に住んでいたのに、愛知県の中古車屋さんで購入しました。
インターネットで探して購入したのです。
以前のブログでも書きましたが、
兵庫県での車両受け渡しとなったので、
兵庫県から山口県の約500キロを自走して運んできました。
その途中で、いねむりをしてしまい右のサイドミラーを接触させて
吹き飛ばすというやらかしをしてしまいましたが。

車の購入には、いろんなドラマがあります。
車庫証明を見ながら、いろんな物語を想像するわけです。

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