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江戸川区創業促進助成事業に応募した結果

江戸川区創業促進助成事業

たまたま、江戸川区の広報を見ていた時に見つけた助成金です。
※令和4年7月15日で募集は締め切られています。

  • 対象者
    令和4年10月1日時点で創業後1年未満、もしくは6か月以内に創業する予定である者。
  • 助成内容
    事務所経費等の1/2を、6か月ごと30万円以内まで
    最長2年間
  • 助成件数
    8件程度

という内容です。

私自身が助成金を受けようと、とりあえず申し込みをしてみました。

が、7月上旬は、かなり忙しくしており、スケジュールが立て込んでいました。

事業計画書を作ったこともなければ、事業の具体的展開や事業収支計画も、がっちり考えているわけではありませんでした。

 

締め切りは7月15日。

少し時間に余裕があった7月14日に事前予約をして、申請書を提出しに行きました。

その時、受付をしてくださった担当者に聞くと「わりと応募者がいて、明日の締め切りぎりぎりまで申請書の持参予定の人がたくさんいます。」と言われました。

 

書類審査の結果

結論を先にいうと書類審査は「合格」です。

8月23日の面接審査を経て、合否が決まります。
江戸川区創業促進助成事業

 

申請書類のポイント

提出書類は何種類かありますが、合否をわける事業計画書には下記の項目の記載が必須です。

1 申請者の概要(事業種別、社員数、事業開始日、資本金)

2 申請者(代表者)の経歴等

3 事業内容を具体的にご記入ください
(他社にない特徴など具体的に記載。別資料可)。

4 事業の市場ニーズや目標値、
将来性について記載してください。

5 許認可等の取得状況

6 事業実施計画
(今後3年間の販売計画、人員計画、設備計画等の事業計画について記載してください。)

7 事業の具体的な展開
8 事業収支計画
9 資金調達計画
10 事業行程表

3以降の項目を記入するのに苦心しました。

そこまでじっくり考えたことがなかったからです。

少なくとも、言語化して人に説明できるほどではなかったからです。

 

ポイントと言えるほどのものではありませんが、注意したことは以下のとおりです。

 

熱意、意気込み、行動力

これから創業する、または創業したばかりの人を助成対象としているのでおそらく、軌道に乗っているとか、経営者としての手腕が合否をわけるわけではないと思いました。

一番作りこんだのは、「3.事業内容を具体的にご記入ください」の部分。

熱意と、行動力を伝えるべく、別紙をつけました。図表なども入れて、Wordで5ページ分です。

今回は、メイン業務を遺言書作成と相続で打ち出しました。

まず、ターゲットを書き、どうして今それが必要なのかを客観的データをグラフ化して載せました。

業務内容の金額設定も載せます。

そして、自分が行っている具体的な活動とそれに使用しているツールの紹介。

私の場合、折り込みチラシやパンフレットを作成しておりその見本を載せています。

また、折り込みチラシにはいくらかかり、どのくらいの発行部数があるかも具体的にしています。
折り込みチラシは高額なため、現在広告会社に値段交渉している点も書き加えました。

 

客観的データ

どうしてその事業が続いていくのか、根拠を示す必要があると考えました。

例えば今回の私の場合。

遺言書を作成サポートをする理由には、不要な「相続争い」を避けるため。

相続争いは資産をどのくらい持っている家庭で起こるのかというデータをグラフ化しています。

 

また、将来への展望を見据えての事業計画。

昔は、サザエさんのような、3世代で1家族と呼ばれていました。

そこから2世代だけの核家族化と言われ、今や子供がいない夫婦、内縁関係の夫婦、またおひとりさまが珍しくなくなってきました。

そういった世帯類型別の年代ごとの推移をグラフ化したものを載せています。

そういった客観的なデータから遺言書作成の必要性を説き、だから遺言書作成業務はこれからも増えますよ、というように説得力をもたせています。

 

発想の新しさ

営業方法として、夫が講師をできる「ドラムレッスン」や「保育士業務」も書いています。

「夫がドラムを教えられる」

「ドラムを叩くことによって認知機能の低下を防げるという研究結果が出ている」

「これを根拠に老人ホームなどに営業」

「より多くの遺言書が必要な人たちに営業がかけられる」

というようなロジック。

同じように、「保育士資格」をもっているため、障害福祉施設で「リズムレッスン」を提供し、障害者を子にもつ親の不安を遺言書が軽減してくれるというように開拓していく。

ニッチな分野も掘り起こしていくというようなことを書いています。

 

事業計画を作成する上で重要なこと

これは人からの受け売りです。
・収益性
・持続性
・再現性
を盛り込みつつ、どういう人たちを組み込みどのように使っていくかを載せるとよいと言われていました。

以上のようなことを考えて、申請書を作ってみたら、見事に通ったわけです。

次は面接審査。

どんな対策をすればよいのか?

 

一人20分の面接時間です。

「配布資料がある場合は5部ずつ準備してください」と書かれています。

面接官、5人もいるってこと??

今から緊張しています。

 

面接審査は8月23日のみです。

おそらく、一人20分だと1日の面接者数は20人もいないのだろうと。

そこから約半数の8人以下にまで絞り込まれるのでしょう。

できるかぎりの対策して臨みたいと思います。

 

面接審査の対策についてはこちらのブログ

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