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マネタイズとは

マネタイズとは

「マネタイズ」という言葉を知っているでしょうか?
正直私は数か月前まで、知りませんでした。
初めて聞いたときは、
「money」から文字った言葉で、お金に関することだろうか?
というイメージでした。

ボケーっとサラリーマンをやっていたので、
私には無縁な言葉だったのでしょう。

マネタイズとは

英単語のmonetizeには
「貨幣を鋳造する」「通貨を発行する」「資産などをお金に換える」
という意味があります。
そこから、ビジネス用語として
技術や知識などを収益化することをさすようになりました。
2007年頃から、主にWeb業界などで使用されるようになったので、
「Webサービスを活用して収益を得る」という意味で多く使われています。

もう10年以上前から使われているのに、
自分に関係がないと知らないものなのですね。
サラリーマンは、在籍しているだけで給与が支払われますからね。

 

マネタイズの種類

Web分野において、
マネタイズには大きく分けて4つの種類があります。

広告モデル

広告モデルは、自社のHPなどのWebサイト上に、
他社の広告を掲載したり、掲載した広告にユーザーがアクセスしたりすることで
収益を得るビジネスモデルです。
Blogや動画チャンネルなど、様々なWebページに広告枠が設けられており、
広告主のオーダーに応じた面や時間に掲載するのが一般的です。
広告モデルの代表的な例としては、
リスティングやアフェリエイト、バナー広告があげられます。

 

この広告モデルには、大きく分けて2つの型が存在します。

クリック型

クリック型とは、
リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などで使われます。
広告の掲載回数を問わず、
ユーザーが広告をクリックし、リンク先のサイトを訪れるたびに費用を支払います。
ユーザーが「クリックする」というアクションで
課金が発生するのです。

 

インプレッション型

インプレッション型とは、
DSP広告やディスプレイ広告、SNS広告などで使われる課金方法です。
「広告の掲載」を成果としてみなすモデルのことを指します。

 

課金モデル

課金モデルは、無料で使えるアプリなどのサービスに、
特別な機能など、付加価値のあるサービスを課金により
上乗せして収益を得るビジネスモデルです。

アプリを最初にインストールして使うときは無料でも、
さらに便利な機能を使うならそれは有料よ、というパターンですね。
ゲームユーザーが、
金額を支払った分だけ特典がもらえる
ソーシャルゲームのアプリ内課金もそうです。

また、「サブスク」もこのモデルです。
「サブスクリプション」の略、
一定期間のコンテンツ利用に対して課金する方式です。
アマゾンプライムや、ネットフリックスなどの
動画配信サービスがそれにあたりますね。

 

仲介モデル

仲介モデルは、
目的や利害が一致する人同士を、Webを利用して結びつけ
仲介料となる収益を得る、ビジネスモデルです。
不動産、駐車場、人材紹介、結婚など
様々な分野で需要と供給のマッチングがあります。
仲介モデルではユーザーは、
無料で提供者が掲載している商品を見たり情報を探したりできますが、
商品や情報を見るだけでは収益は発生せず、
ユーザーが予約するなど、
提供者とマッチングしたときに、収益が得られる仕組みです。

 

ECモデル

ECモデルは「Electronic Commerceモデル」の略です。
Webサイト上で商品を売買させ、
手数料を受け取るビジネスモデルのことです。
百貨店にアパレルメーカーが出展すれば、
出展料として百貨店は手数料をもらいます。
同じことをWeb上で行うのがECモデルのイメージです。
例として、楽天やAmazon、ヤフオクといったサイトへの商品の個別出品や、
サイトへの自店舗ページの掲載(出店)といった形態があります。

 

マネタイズのポイント

ユーザーを把握する

自分のユーザーになるお客様はどういう人でしょうか。
利用して欲しいユーザーを思い浮かべることが必要です。

 

ユーザー行動の予測

顧客の「もっと欲しい」を獲得する

この行動の中にユーザーにアプローチするチャンスが潜んでいます。
ユーザーの「欲」を引き出すにはどうすればいいかを
考えます。

 

結果の解析と改善

独自のコンテンツを充実させる

マネタイズだけではなく、大半のことに言えますが
結果を解析し、改善していくことが必要です。
トライアンドエラー。
マネタイズの施策を行ったら、
成果や成功要因、失敗要因を分析しないと、
いつまでたってもうまくいかないか、
まぐれでうまくいった、ということになりかねません。
それを分析して、自分が提供できるサービスを
充実させていきます。

 

「悩みを持っている人」と「解決できる人」を結びつける

行政書士は、税務の相談、不動産の登記、紛争解決などはできません。
他士業の職務になります。
ですが、相談にきたお客様がいたら、他の士業につないであげる
「ハブ」的役割を担うことはできるわけです。
自分にはできないから門前払いではなく、相談してみてよかった!と
言われるようになりたいです。

 

マネタイズ、って言葉は聞いたことがなかったですが、
サービス自体は、自分の生活になくてはならないものになっていました。
だからこそ、このサービスが続いていくのでしょうね。
自分ができるマネタイズ、それを考えないと個人事業主はやってはいけない。

 

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