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車庫証明の申請代行へ

車庫証明

本日は、車庫証明の申請代行に行ってきました。
品川区にある大井警察署までです。

その流れを書いていこうと思います。

普通車の申請は2回警察署に行く必要があります。
今回は1回目の手続きについての記述です。

 

必要書類

今回は、普通車の車庫証明でした。
まずは警察署の車庫証明窓口に行って、下記書類を提出します。

 

1.自動車保管場所証明申請書

1 自動車保管場所証明申請書記載例(PDF形式:707KB)

車検証を見て書いていくのですが、大体お客様が記入してくれます。

下の方に、「連絡先」がありますので、行政書士が代理で申請するならば
こちらに自分の連絡先を記入しておきます。(もしくはゴム印の押印)

 

2.保管場所標章交付申請書

2 保管場所標章交付申請書記載例(PDF形式:358KB)

1.の自動車保管場所証明申請書と、記載する内容は変わりません。

 

3 保管場所の所在図・配置図

3 保管場所の所在図・配置図記載例(PDF形式:315KB)

使用の本拠の位置(自宅や事務所)と、車庫の位置をがわかるように記載します。
使用の本拠から車庫までは、直線距離で2km以内でないといけません。
また、道路から支障なく出入りができ、かつ、自動車全体を収容できることが必要です。
車を停める区画の、全長、全幅、全高もわかるように記載します。

 

右の欄外に、「シャッターの有無」と「代替の有無」をメモ程度でよいので記載しておきます。

「シャッターの有無」は車庫にシャッターがあるかどうか、そのままの意味ですが、
シャッターが下りていて、中が確認できない場合は、許可が下りない可能性があります。
ですので、車庫が見える状態か、すぐに開けられる状態にしておかなければなりません。

「代替の有無」は、申請日現在、他に停めている車両がある場合に書いておきます。
その場合は、その車両のナンバーも一緒に書いておきます。

車庫証明を申請すると、申請された駐車場の確認のために、現地調査というものが行われます。
これには申請者が立ち会う必要はないですが、警察署が「本当に停められるのか?」を
調査しに行くわけです。
その際、違う車両が停まっていたら、申請した車両が停められないのでは?となるので
今は代わりに停まっている車両として「代替あり」と記載しておくのです。
それが警察側でわからないと、申請するのに余分に日数がかかることもあるので、
注意が必要です。

 

4 保管場所の使用権原を疎明する書類

自分の所有地に停められるのか、もしくは駐車場を賃貸しているかによって
必要書類が違います。
下記(1)(2)のどちらかの書類を準備してください。

(1) 保管場所が自分の所有地の場合
(保管場所使用権原疎明書面(自認書))

4-1自認書

(2) 保管場所が貸し駐車場の場合
(保管場所使用承諾証明書)

4-2保管場所使用承諾証明書

 

5 使用の本拠の位置が確認できるもの

・印鑑証明書
・電気・ガス等の公共料金の領収書
・消印のある郵便物
などです。申請者本人ではないのでコピーを添付します。

 

6 委任状

必須ではないですが、念のためこちらをいただいておきます。

 

支払い

書類を提出したら、次は会計(別の窓口)で
申請手数料を支払います。
東京都の場合は、\2,100です。
クレジットや電子マネーなどの決済もできるようになったようです。
ちなみに、標章交付手数料の\500は、2回目の手続きの時に支払います。

その後、最初の車庫証明窓口にその領収書をもっていって1日目は完了です。

 

1日目の最後に

時間にして30分もかかるでしょうか。
書類も、ディーラーさんなど車庫証明についてよく知っている人が
書いてくださっているので、そんなに間違いも発生しません。
間違いがあっても、その場でどこが間違っているか教えてくれます。
「こんな書類じゃだめだよ!」って言われて突き返されるような
いじわるはされません。
そして、警察署には23区であっても数台の「来客用」の駐車場があります。
最寄り駅から遠い警察署もあるので、この駐車場はありがたいです。

 

2日目の手続き

一回目に行ったときに「いつ来てね」と教えてくれます。
「中1日」「中2日」と言われますので、
「中2日」と言われたら、月曜日に申請しにいったら、
火曜日水曜日(2日)をはさんで、木曜日に書類を取りに行くことができます。

その2回目に受け取る書類とは、

  1. 自動車保管場所証明書(車庫証明書)(自動車の登録のため運輸支局へ提出する書類です)
  2. 保管場所標章番号通知書(大切に保管してください)
  3. 保管場所標章(車の後部ガラス等に貼ってください)

そして、標章交付手数料として\500を支払うのです。

 

最後、お客様への対応

その書類を、お客様に返送します。
その時に、請求書も同封します。
重要な書類ですので、レターパックなどを使用します。
まちがっても普通郵便で送ったりしないようにしましょう。

 

行政書士のような風貌だったり、つなぎを着た車屋さんだろうなって人だったり
いろんな人が、窓口には訪れています。

 

 

 

 

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