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私が提供できる顧客感動とは

自分の顧客感動は

顧客感動、私の場合

昨日のブログで顧客満足と顧客感動について触れました。
では私自身はそれができているのか、という話です。
今までは会社の一員という気持ちで、顧客感動にまで気をまわしたことはありませんでした。
顧客満足で自分も満足。そんな具合です。
自分が自分自身の名前という看板をしょってみると、意識が変わります。

 

今お仕事をいただいているのは

私が昨日から手掛けている仕事です。
他の行政書士法人から外注としていただいているお仕事です。
その法人の先生は、外注先を常に探しているとおっしゃっていましたので、
私が力になれれば、と声をかけさせていただき、お仕事をいただく運びとなったのです。

仕事に対してはとても厳しい先生であると感じています。
もちろん、そこで働かれている社員にも厳しいことをおっしゃっています。
ですが、社員のことを一番大事に、そして気を遣われているのも事実なのです。
いつも働いている社員に感謝の言葉を口にし、ねぎらわれているのです。
思っていても、口にできる人はなかなかいないと思っています。

そんな先生ですので、雇用関係ではなく、委託という形ではありますが、
お仕事を引き受けさせていただいています。

 

そんな厳しい先生。別にその先生だからしっかり仕事をしよう、というわけではありません。
自分という看板の品質が、どういうものかを知っていただくため、できる限り懸命に仕事を仕上げます。

初めていただいたお仕事、とても緊張感がありました。と同時に、これで評価される、と。

新入社員であれば、「努力した」だけでもある程度の評価をしてもらえます。
ですが、私は一人の個人事業主とみられているわけですから、
「がんばったんですが、こんな出来なんです」はもちろん通用しません。
最初の仕事ぶりが悪ければ、「外注」なのですから、二度と仕事は依頼されないでしょう。

最初の仕事は、納品期日よりもかなり前倒しで納品しました。
とはいえ、かなり余裕をもって期日を設定してくれていたと思います。
私が、どのように仕事を仕上げてくるかわからないからです。
最悪、出来が悪ければ修正も考えられる。
それを私がやるのか、先方がやるのかはともかく、その分時間がかかるのですから、
期日に余裕をもってくれたのでしょう。

 

初仕事の評価は

納品後、「お疲れさまでした」という言葉のみであっさりしたものでした。
拍子抜けしたけれども、良くも悪くもなかったのかな、と感じていました。
「顧客満足」ではないですが、先方の期待値に対し、その対価を支払ってもよいという
仕事が納品できたのなら、まあいいのではないかと思っていました。

その数日後、別の要件でその法人の先生と、社員の方たちとお会いすることがありました。
そのときに、私の納品した仕事を、先生がとても評価してくださっていたと知りました。
直接お褒めの言葉をいただきました。「ノーミスで、完璧だった」と。
当初予定していた報酬より、多くお支払いいただけることになりました。
この丁寧な仕事ぶりは今までみなかった、とも。
社員の方たちにも、「完璧に仕上げていただいてありがとうございます」とのお言葉。

予定より多くの報酬をいただけることよりも、みなさんのそのお言葉がなによりもご褒美でした。

最初の評価は高評価だったのです。

 

その後の仕事は

その法人から、2つほど立て続けに書類作成のご依頼をいただきました。
そして、7月5日から7月15日の間に集中的に別の仕事を依頼したいと
改めてご連絡をいただき、今その仕事に入っています。
先生自ら、電話でご連絡をいただいた案件です。
その電話のあと、さらに先生からメールでもありがたいお言葉をちょうだいしました。
「できる限り難波さんにお仕事をお願いしたいと思っていますので、(中略)
とっても、とっても難波さんに期待していますし、難波さんの力が必要です。」

厳しい先生からのこのお言葉。
かみしめるように、喜びました。
サラリーマンのときには味わったことのない、気持ちでした。
この2週間、その期待に応えられるように走り抜けたいと思っています。
今回私が遂行した最初のお仕事は、顧客満足をこえ、顧客感動にまで
達したのではないかと感じています。

そして、この気持ち、1年後も、2年後も忘れてはいけない。
慣れてきたころに、改めて自分を戒めるためにも振り返らないといけないと思っています。

前職でもそうでしたが、ミスをするときは一瞬です。一瞬の気のゆるみです。
ですが、そのミスもなんとなく違和感として自分は感じていたな、と思うのです。
その違和感を見過ごしてしまったがゆえに、ミスにつながる。
アンテナを張り巡らせて、違和感を感じ取れるように。
その違和感も自分の培ってきたスキルなのでしょう。
サラリーマンのときとは違って、良い評価も悪い評価も、直接まっすぐ自分にふりかかります。
誰もかばってはくれないのです。

この気持ちを忘れずに、いつまでも。

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