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6.152024
台数が多い場合のナンバー交換で気を付けたいこと2(出張封印:トラックの場合)
さて、前回の続きです。
陸運局の手続きで一番時間がかかったこと
それは税申告です。
新しい車検証を受け取った後は、自動車税環境性能割の申告をしなければなりません。
こちらは陸運局と同じ敷地内に併設されている自動車税事務所に「自動車税申告書」を記載して提出します。
結論を言うと、今回は環境性能割はかからなかったのですが、とにかく申告しなければいけません。
この「自動車税申告書」の記載に時間がかかったのです。
事前に申告書をもらいに行って陸運局に行く前に記載して行こうかとも考えたのですが、もらいに行く暇がありませんでした。
ソフトを導入している事務所では手書きをせずに済むようですが、当事務所ではソフトを導入していません。
記載する内容は、
- 新登録番号
- 旧登録番号
- 納税義務者名、住所、電話番号
- 登録年月日
- 初度登録年月
- 用途
- 種別、営業・自家区分
- 車名
- 型式、車体番号
・・・・・(以下省略)
記録事項を見ながら1台ずつ書きます。
念のため、税事務所の窓口で「24台分書くんですよね?」と聞きましたが「YES」との返事。
最初、記載台で書き始めたのですが立っているのもつらく、背中に税事務所職員の視線を受けるのも居心地悪く、最終的には自分の車の中で書きました。
2時間くらいかかったと思います。
使いかけでしたがボールペンを1本消費しました。
その後、税事務所窓口へ提出。
ここで担当してくれた窓口職員が慣れていなかったのか、テンパっている雰囲気が、、、
24台の一覧を持っていたので「使います?」と声がけすると「ありがとうございます!!」と嬉しそうな笑顔が。
それでもここで時間がかかり、それなりに待つこととなりました。
ナンバーセンターでナンバープレートを受け取る
最後にナンバープレートを受け取ります。
登録窓口で希望ナンバー予約票と何かのA4の紙をホチキス止めされていて、それをナンバーセンターの人が1枚ずつ外していきます。
(またここで時間がかかる)
そしてナンバープレートとボルトをゲットです。
「ボルトの長さはどれがいいんでしょうね?」と聞くと「ほぼ標準で大丈夫です」とのこと。
実際すべて標準サイズで取り付けることができました。
ただし、ナットが必要な車種も何台かありました。
ここで念のため「ナットもください」と伝え、いただいておきました。
用意していった折たたみコンテナに、24組48枚のナンバープレートを納め車に運びます。
折コンが壊れそうな重さでした。
最終的に自分の車の中で書類のチェックを行いました。
封印の数、ボルトやナンバープレートもすべて確認。
当たり前ですが、窓口を通すごとに手渡されるものを確認確認確認。
8時半過ぎに到着した陸運局ですが、ここを後にしたのは15時を過ぎていました。
お昼を食べることよりも、車に載せている車検証やナンバープレートが気になるため、事務所まで直行です。
濃い1日が終わりました。
ここまでを終えて
スケジュールを考えて
労力的には税申告書の記載が一番重労働でしたが、一番気を遣ったのはスケジュールでした。
まず、希望ナンバーは陸運局で受け取る1週間前に申し込みが完了しなければなりません。
そして受取り可能な日から1か月以内に受け取らなければいけない。
お客様と打ち合わせた出張封印日は、基本1日。
トラブルがなければ1日で終わると計画していましたが、念のためその1週間後に予備日としてもう1日いただいていました。
それに間に合うように陸運局で手続きを済ませ、ナンバープレートと新車検証を受け取らなければいけません。
ですが、旧車検証と旧ナンバープレートの返納は登録日から約2週間以内を厳守。
封印が1日で終わらず予備日も使うことになってしまうことも考慮し、スケジュールを組みました。
出張封印前に書類のミス等で陸運局へもう一度行かなければいけなくなるかも、と考えたりいろんなケースを考えて。
雨に影響されるかもしれない陸運局での手続き
今回手続きに行った陸運局は、屋根付きの通路を通って税事務所へもナンバーセンターへも行けました。
自分の車に戻る以外、雨が降っても傘はいりません。
ですが陸運局によっては屋根付き通路などありません。
傘を片手にうろうろすることになります。
私が行った日は雨ではありませんでしたが、雨だとさらに気にしないといけないこともあったでしょう。
いろんな書類を抱えているので、1枚くらい飛んで行ってもなかなか気づきません。
以前、別件で陸運局へ登録手続きに行ったときのこと。
その日は台風並みの風が強い日でした。
予想した通り、風で書類を飛ばされてそれを追っかけている人を数人見かけました。
どの書類も重要ですが、特に車検証が飛んでいって紛失したなんてことになったら信用に関わります。
出張封印自体もそうですが、屋外で書類を扱う可能性がある場合、屋外に書類を持ち出す必要がある場合、風雨には十分注意が必要です。
自戒の念もこめて。
さて、次回からはいよいよ出張封印当日、ナンバーの交換作業について書いていきます。