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10.112022
行政書士試験について
行政書士になるためには、いくつか方法がありますが、一番メジャーなのは、一般財団法人行政書士試験研究センターが実施する試験に合格することです。
チャンスは11月の1回のみです。
ここで落としてしまうと、次は一年後です。
さらに1年間、モチベーションを保つのは大変だと思います。
私の勉強計画の立て方
保育士試験の時もそうでしたが、いろんなウェブページを読み漁ります。
特にブログ。
難易度と勉強方法を調べるためです。
独学が可能かどうかをまずは判断します。
独学がそこまで無理でもない、具体的に独学で合格した人の方法が載っている、そんなブログを探して読み込みます。
社労士試験となると、独学合格の確率はかなり低い。
ですが行政書士試験であれば、ある程度独学の人も珍しくないことがわかり、迷わず独学を選びました。
注意したいのは、情報に惑わされないようにすること。
今は、情報がありふれています。
残念なことに、そのすべてが真実というわけではありません。
ブログの情報が真実であるかどうかを見極める必要があります。
よく「半年で受かりました!!」というような感じで目立っているサイト。
まず、読みません。
中身ではなく、「半年」で受かったことが、客寄せパンダになっていると思うからです。
キラキラしていなくとも、中身が堅実なサイトを選びます。
なんとなく「これ」と思えるサイトに出会います。
今回はこちらのサイトでした。
そして、その人のプロフィールを確認します。
その人が「東大卒」とか天才肌的な人だと、自分とは異次元の脳みそをもっているのでフルコピーはできそうもありません。
別のサイトにします。
このサイトの主人公「のすけさん」も、横浜国立大学で一流大学出身の方でしたが、サイト自体が参考になるので、のすけさんをフルコピーすることにしました。
一旦「この人」とメンターに決めたら、最後まで揺るぐことがありません。
徹底的にまねをしていきます。
しかし、その中でも自分に合わないこと、自分のやり方に反することはまねしません。
私は、自分に合ったやり方を模索することに長けているように思います。
そして、方向性が見えていて、ぶれないのも強みです。
「この人をメンターに選んだけど、間違っていたかな。。。」と途中で迷ってしまうことはありません。
そこは鼻が利くというか、判断力、見る目などがあるようです。
1年間のモチベーションを保つには
1年って、過ぎてしまえばあっという間ですが、先を思うと長いです。
しかし、自分の現在の勉強の成果を考えると、「あと○○か月しかない」と思えてしまいます。
よく、「勉強するモチベーションが続かない」という人がいます。
私は、その気持ちは1度もありませんでした。
その理由は、勉強にモチベーションが必要ではなかったからです。
「朝4時に起きて勉強をする」にモチベーションは関係なく、ただ4時に目覚ましを鳴らして、起きて、すぐに机に座って勉強を始めるだけでいいからです。
「今日は眠いから」とか「昨日はがんばったから今日はさぼろう」とかそういった雑念が入る余地なく、勉強をしていたからです。
「今日は眠いから」は、前日決めた時間に眠らなかったからそのいいわけが出てきます。
「昨日はがんばったから今日はさぼろう」は昨日余分にやるから、こんな考え方がでてきます。
結果、波が出てきてしまうわけです。
トイレに行くのに、「トイレいこうかどうしようか」なんてモチベーションに左右されることはありません。
モチベーションに左右されないためには、「習慣化」することです。
食事、トイレや睡眠と同じく、勉強も生活の一環に取り入れてしまうのです。
そして、波を立てないこと。
「たまにはパーッと遊んでリフレッシュする」なんて波風を立てることはしませんでした。
勉強の習慣をもどすのがしんどくなるので。
誰だって、長期休暇のあとの出社は気が重いものです。
それといっしょ。
しいてモチベーションとなったのは「試験に合格すればできる」「来年にはできる」という考え方。
そうやって「勉強をやらない理由」をすべて見ないようにしていったのです。
その結果の合格
合格発表を見るまでもなく、自己採点で合格は確実でした。
合格が確実になって、勉強しなくてすむようになったのです。
勉強で埋めていた毎日が、勉強しなくなることで、その後の私は空虚、スカスカになりました。
「人生これでいいのか」と。
行政書士試験に合格したかったわけではありません。
サラリーマンを辞める理由が欲しかったのです。
そして雇われることなく、自分でお金を稼ぎたかったのです。
多分、私は行政書士試験に受かるために、勉強をしてきたのではないと思います。
その先にある、自分で考えて自分で稼ぎ出す何かを学ぶために勉強を続けてきたのです。
それがしいて言うところの私の、モチベーションだったのかも知れません。