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毎日続けていること

努力し続けること

さて、私にはほぼ毎日続けていることがあります。

元々は、続けることは苦手でした。

少し内容がわかれば、突き詰めて何かをやるのは飽きるタイプだったのです。

ですが、夫と出会ってから、考え方が変わりました。

 

子供のころに続けていたこと

子供のころの努力

「これをやりとげた!」というほどのことではありません。

小学生のころ、小鳥を飼っていたのです。

最初は白文鳥、その次にセキセイインコ。

どちらもひなのときから飼っていたわけではないので、なついてはいませんでした。

手を近づけると、くちばしで指をつつかれるほどです。

ですが、きれいな声で鳴いていました。

なつくわけではないので、かわいいという気持ちはあまりなかったのですが、命を預かった使命感を感じていました。

 

毎日続けていたのは、その世話とかごの掃除です。

餌を追加して、水を入れ替えて、かごを洗って、下に敷いてある新聞紙をとりかえてという世話を毎日。

それを続けることによってだんだん小鳥がなついていった、ということはありません。

相変わらずくちばしでつつかれながら、続けていました。

 

雨が降っていたら浴室で行っていましたが、それ以外は庭でやっていました。

気候が暑くても寒くても。

それを見ていた近所の人が「毎日えらいね」とほめてくれたことが、続けたことで得られた効果でした。

しかし、どちらの小鳥も逃がしてしまうのでした。

 

大人になって続けたこと:バイクの練習

バイクの練習

こちらは、毎日続けたというわけではありません。

 

車やバイクに乗ることが好きだったのですが、バイクに関してはどうしても運転がうまくなりませんでした。

へたくそなのに大型車を乗りたがるのが悪いのですが、どうしても乗りたかったのです。

身の丈に合っていない。

 

そんな中、車両をレンタルして技術を磨ける場所を見つけたのです。

車両やプロテクターを借りて、各クラスにインストラクターがつくのでなかなかの値段です。

舗装された道路にパイロンをおいてそのコースをまわって練習するというスタイル。

1クラス40人が、順番にコースをまわっていき、インストラクターのアドバイスを受けるのです。

初級、中級、上級とありました。

どこまでうまくなったら昇級できるという決まりは特にありません。

しかし、下手だとそもそもコースがまわれない、後ろから走ってくる人の邪魔(最悪あおられる)になるので自分がいるべきクラスは自ずとわかります。

 

最初は初級からいきました。自信もなかったですし。

それでも、コースが回れませんでした。

バイクがねかせられない(バンクさせられない)、ハンドルを切って曲がるという感覚もない。

その日、落ち込んで帰ったのは覚えています。

ですが、そのとき誰もがあこがれる上級で、CB1300の大きなバイクでコースを回っている女性を見たのです。

しかも私よりも背が低い。

あこがれと、いつか私もああいう風になりたいという決意をもちました。

 

最初は400ccのバイクでずっと練習を続けました。

中級にあがったら1300ccに乗れるのですが、下手だとやはりコースがまわれません。

かなり長い間400ccでがんばりました。

 

正直、楽しいというより、つらい気持ちのほうが多かったです。

なかなかうまくならない、怖いという気持ちがつきまとう、後ろからあおられる、など。

 

ですが何年もかけて、上級コースを1300ccでまわるというところまで達しました。

初日、あこがれたあの女性と同じ位置にたどりついたのです。

とはいえ、「上級」と一言でいってもその中でもレベルはあります。

私が上級のどの辺までいけたかはわかりませんが、1300ccでクラスになじんで走れるくらいには上達したのです。

 

30代はほとんどここに時間とお金を費やしました。

家庭の事情で40歳前には行けなくなりましたが、またいつか行きたいと思っています。

長い間ここでの時間を過ごしたわけですが、ほとんど「楽しかった!」と思えることはなかったです。

正直、つらいことが多かったです。

ですが、あこがれだけで通い続けたのでした。

のちに、そのあこがれた女性と話す機会があったのですが、その方も「楽しいと思ったことはない」と言われていたのが印象的です。

 

女性は、体格的にも体力的にも男性より劣ります。

それゆえ、バイクに乗ることに対する恐怖感も強いです。

ですから、より技術を磨かなければ男性といっしょには走れません。

それを実感しました。

 

ハイサイドをくらってバイクから振り落とされたこともあります。

プロテクターをしていてもけがをしました。

暑くても寒くても雨でも練習に行きました。

 

ここまでしなければ、女性であまり体格的にも恵まれていない私が、CB1300を公道で乗ることはできなかったでしょう。

それでも、コースでは走れる狭い道も、公道では避けています。

転倒のリスクを回避するためです。

 

趣味なのに、なんでこんなつらいことを続けるんだろうと思っていました。

私は何かをやり遂げるとき、「あこがれ」というものが一番のモチベーションになります。

行政書士試験だって「一発独学で合格した!」と言いたいがためにがんばったのです。

そのあこがれのためだと一心不乱に努力することができる性格のようです。

 

「さて、私にはほぼ毎日続けていることがあります。」と書き始めたのに、結局こちらには触れられませんでした。

バイクネタだけで長くなってしまいました。

「私にはほぼ毎日続けていることがあります。」の話はまた今度です。

 

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