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8.22022
車庫証明の申請代行へ
目次
本日は、車庫証明の申請代行に行ってきました。
品川区にある大井警察署までです。
その流れを書いていこうと思います。
普通車の申請は2回警察署に行く必要があります。
今回は1回目の手続きについての記述です。
必要書類
今回は、普通車の車庫証明でした。
まずは警察署の車庫証明窓口に行って、下記書類を提出します。
1.自動車保管場所証明申請書
1 自動車保管場所証明申請書記載例(PDF形式:707KB)
車検証を見て書いていくのですが、大体お客様が記入してくれます。
下の方に、「連絡先」がありますので、行政書士が代理で申請するならば
こちらに自分の連絡先を記入しておきます。(もしくはゴム印の押印)
2.保管場所標章交付申請書
1.の自動車保管場所証明申請書と、記載する内容は変わりません。
3 保管場所の所在図・配置図
3 保管場所の所在図・配置図記載例(PDF形式:315KB)
使用の本拠の位置(自宅や事務所)と、車庫の位置をがわかるように記載します。
使用の本拠から車庫までは、直線距離で2km以内でないといけません。
また、道路から支障なく出入りができ、かつ、自動車全体を収容できることが必要です。
車を停める区画の、全長、全幅、全高もわかるように記載します。
右の欄外に、「シャッターの有無」と「代替の有無」をメモ程度でよいので記載しておきます。
「シャッターの有無」は車庫にシャッターがあるかどうか、そのままの意味ですが、
シャッターが下りていて、中が確認できない場合は、許可が下りない可能性があります。
ですので、車庫が見える状態か、すぐに開けられる状態にしておかなければなりません。
「代替の有無」は、申請日現在、他に停めている車両がある場合に書いておきます。
その場合は、その車両のナンバーも一緒に書いておきます。
車庫証明を申請すると、申請された駐車場の確認のために、現地調査というものが行われます。
これには申請者が立ち会う必要はないですが、警察署が「本当に停められるのか?」を
調査しに行くわけです。
その際、違う車両が停まっていたら、申請した車両が停められないのでは?となるので
今は代わりに停まっている車両として「代替あり」と記載しておくのです。
それが警察側でわからないと、申請するのに余分に日数がかかることもあるので、
注意が必要です。
4 保管場所の使用権原を疎明する書類
自分の所有地に停められるのか、もしくは駐車場を賃貸しているかによって
必要書類が違います。
下記(1)(2)のどちらかの書類を準備してください。
(1) 保管場所が自分の所有地の場合
(保管場所使用権原疎明書面(自認書))
(2) 保管場所が貸し駐車場の場合
(保管場所使用承諾証明書)
5 使用の本拠の位置が確認できるもの
・印鑑証明書
・電気・ガス等の公共料金の領収書
・消印のある郵便物
などです。申請者本人ではないのでコピーを添付します。
6 委任状
必須ではないですが、念のためこちらをいただいておきます。
支払い
書類を提出したら、次は会計(別の窓口)で
申請手数料を支払います。
東京都の場合は、\2,100です。
クレジットや電子マネーなどの決済もできるようになったようです。
ちなみに、標章交付手数料の\500は、2回目の手続きの時に支払います。
その後、最初の車庫証明窓口にその領収書をもっていって1日目は完了です。
1日目の最後に
時間にして30分もかかるでしょうか。
書類も、ディーラーさんなど車庫証明についてよく知っている人が
書いてくださっているので、そんなに間違いも発生しません。
間違いがあっても、その場でどこが間違っているか教えてくれます。
「こんな書類じゃだめだよ!」って言われて突き返されるような
いじわるはされません。
そして、警察署には23区であっても数台の「来客用」の駐車場があります。
最寄り駅から遠い警察署もあるので、この駐車場はありがたいです。
2日目の手続き
一回目に行ったときに「いつ来てね」と教えてくれます。
「中1日」「中2日」と言われますので、
「中2日」と言われたら、月曜日に申請しにいったら、
火曜日水曜日(2日)をはさんで、木曜日に書類を取りに行くことができます。
その2回目に受け取る書類とは、
- 自動車保管場所証明書(車庫証明書)(自動車の登録のため運輸支局へ提出する書類です)
- 保管場所標章番号通知書(大切に保管してください)
- 保管場所標章(車の後部ガラス等に貼ってください)
そして、標章交付手数料として\500を支払うのです。
最後、お客様への対応
その書類を、お客様に返送します。
その時に、請求書も同封します。
重要な書類ですので、レターパックなどを使用します。
まちがっても普通郵便で送ったりしないようにしましょう。
行政書士のような風貌だったり、つなぎを着た車屋さんだろうなって人だったり
いろんな人が、窓口には訪れています。