ブログ
7.262022
話し上手と聞き上手
目次
どんな仕事であっても、話し上手、聞き上手にこしたことはないと思っています。
できれば、人を笑わせるようなおもしろい話ができればと、思いますし、聞くときも、どんどん話してもらえるようなスタンスであれば、と思います。
先日、とある方のTwitterスペースを拝聴しました。
その方の話をヒントに、私の考えも交えながら今回は書いていきます。
私が話すときに、気を付けていること
話す際に、私自身が気を付けていることは、順序。
まずは外枠を話して、「これからこんな話しをしますよー」っと全体像を伝えます。
そのあと、それに沿って詳細を話していき、最後にまた全体像を話す。
詳細から話されると、相手は何の話をされるのか戸惑ってしまいますし、何に重点をおいて話を聞いていいかわからない。
だから、ポイントをおさえて聞くことができない。
人は、長時間話を聞いていられません。
最初と最後しか覚えていないと言われます。
ですが、最初に要点を言うことで、相手が興味のある部分だけでも聞いてくれる態勢になります。
その部分だけでも、詳細は聞いてくれます。
「相手が何を聞きたいか」を考えて話すことが大切です。
私は、「難波の言うことは、なんでもいいから聞いていたい」なんて思われるような
徳の高い人間ではございません。
できるだけ、相手の知りたいことを端的に、わかりやすく話すことが大切だと思っています。
私が話したいことは、相手は求めていない。
相手が望むことを、私は話さなければならないのです。
余談ですが、私の夫は人の話を長時間聞いていられません。
長そうな話は、すぐに興味を失います。
ですので、私は要点だけかいつまんで、要領よく話さなければならないので、このスキルが必須なのです(笑)
話し上手が聞き上手なのはどうして?
相手の話を聞いてそれをちゃんとかみ砕き、うまく増幅させて、相手に話し返すからだと私は思っています。
相手は「ちゃんと私の話を聞いてくれたんだな」と思うわけです。
「話す」ことは相手がいてこそ成り立つものです。
仕事をしていく上で、相手からうまく聞き出すには
質問の仕方
例えば、
「今日はどうしたんですか?」と漠然と聞くのではなく「今日は平日ですよね。お仕事はお休みですか?体調がすぐれないのですか?」と相手が何から話してよいかわからないような質問からではなく、Yes/Noで答えられることから、質問を始める。
人は、悩んでいるけど何が問題なのか、はっきりわかっていないこともあるわけです。
ナビゲーションしてあげることによって、明確にしてあげる。
聞く側も、ひとつひとつポイントをしぼれて理解しやすくなります。
その上で、「○○するにはどうしたらよいか」という質問を相手から得たならば、その答えを話してあげるだけではなく、どうしてそうしたいのか。
そもそもそれをしなくても別の解決策があるのではないか、と提案ができるとよいかもしれません。
リアクションをする
「話す」ことは、相手がいてこそ成り立つものだと書きました。
カメラに向かって話しているわけではないのです。
リアクションは大切です。
むしろリアクションが乏しいなら、カメラに向かって話している方がましです。
客観的に、自分の相手に対するリアクションが、どのようなものかはわかりませんが、自分がされて嫌だったリアクションは避け、逆に自分がされてうれしかったリアクションをすればよいのです。
相手の話をメモする
自分の話をしっかり聞いてくれている、とうれしくなると思います。
ですが「話しを録音しますね」と言われてしまうと戸惑ってしまうのはなぜでしょうね。
言質を取られる感じになるからでしょうか。
最初に「今日はいろいろ聞きますが…」と言わない
Twitterスペースで話されていたことですが、なるほど、と思いました。
相手に最初から「今日はいろいろ質問しますね」と言ってしまうと身構えられてしまいます。
ですが、いくつか質問してから「今日こんな感じでいろいろ聞いていきますが、大丈夫ですか」と尋ねるとハードルが下がって、相手が話しやすくなるそうです。
納得。
相手によりそう
自分の失敗談を話したりして、相手の立場によりそうことも大切。
相手は内心「こんなことを話して、バカだなと思われないかな」と不安になることがあります。
特に、相手が先生と呼ばれるような肩書がある人にはそう思いがちです。
だから自分も、いっしょだよ、と失敗談を話して相手と同じ位置に立ってみる。
そうすることで、相手は話しやすくなります。
また、相手が話してくれた失敗談には「誰でもあることですよ」と同調してみたり、「言えないことは言わなくていいですよ」と相手の気持ちによりそう思いやりも相手から話を聞き出すには、大切なポイントだと思います。
まとめ
人との会話ってむずかしいな、と思います。
話していて、不快な人だとは思われたくないものです。
ただ単におべっかを使えばよいというものでもありません。
ブログは、違います。
私が書きたいことを書いているだけです。(笑)
でも、もしここまで読んでくれた人がいたならば、大変ありがたいことです。
つれづれな文章を、ここまで読んでくれる人にとって、私のブログにはどんな意味があるのでしょうね(‘ω’)