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東京都と千葉県の平面図の違い

いろんなところの指定申請の書類を作成していると、指定権者によって違いが出てきます。

今回は、平面図についての話です。

東京都と千葉県が指定権者となるグループホーム(共同生活援助)の書類作成を最近行いました。

そのときの平面図の作成の際の違いについてのお話しです。

 

グループホーム(共同生活援助)とは

グループホームとは

高齢者施設にもグループホームと呼ばれるものはありますが、それとは違います。

障害を持つ人たちが自立して生活を営んでいくための施設であり、そのために必要な支援を行っていきます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

共同生活援助(グループホーム)の要件

 

 

平面図の記載事項は

平面図

平面図とは、施設の図面を載せる書類です。

東京都の書式は文書名「平面図(参考様式1)」からダウンロードできます。

千葉県だと「参考様式」のエクセルファイルをダウンロードすると、その中に平面図の書式が含まれています。

 

こちらに記載していくのですが、「設備・備品等一覧表」に載っている場所がわかるようにします。

グループホームですと、

  • 居間
  • 食堂
  • 台所
  • 浴室
  • 洗面所
  • 便所

がどこであるかがわかるように載せることが必要です。

加えて利用者さんが生活をする居室については、部屋の広さがわかるようにしておかなければいけません。

設計図面をもらったときや、不動産屋さんの表記で「○○帖」と書かれているものがあります。

それをそのまま載せるのではなく「○○㎡」と平米数で記載します。

「1帖=1.65㎡」ではありますが、それを単純に計算すればよいものではありません。

この「○○帖」という記載は、部屋の収納スペースを含んでいる場合があります。

グループホームの場合は、収納スペースや柱などを除いた面積が「7.43㎡」以上である必要があります。

ですので、単純に不動産屋さんからもらった図面の広さをうのみにするのは危険です。

実際の現場で計測するか、設計図面に記載されている数値を元に計算して面積を求めましょう。

 

帖と畳の記載の違い

帖と畳の違い

どちらの表記も見たことがあるかと思います。

どちらも同じ「じょう」と読み、意味は同じです。

元々はたたみ1枚分が「1畳」とされてきました。

しかし今はフローリングなどの洋室も増えてきており、たたみのない家も増えています。

そこでたたみを連想させる「畳」から「帖」という表記が不動産業界を中心に広まったと言われています。

「1帖(畳)」の広さは、江戸間、京間、中京間、団地間といって地域や人により平米数が変わります。

ですから申請書類に記載する広さは、「㎡」で表す必要があります。

 

東京都と千葉県の違い

違い

現地調査があるかどうかが、大きな違いです。

東京都は指定を取る前に、指定権者が施設に実際赴いて調査をします。

東京都とは違い、千葉県は、指定を取るのに現地調査は行われません。

そのために、千葉県は施設の各箇所の写真が必要になります。

具体的には、「設備・備品等一覧表」に記載するものが写真に載っていることが必要です。

写真だけで、施設がイメージできるようにします。

 

  • 施設を外から写したもの
  • 玄関口(中からと外からのもの)
  • 洗面所
  • 洗濯機
  • 浴室
  • トイレ
  • 階段
  • 台所
  • 流し台
  • ガスコンロ
  • 冷蔵庫や厨房機器
  • リビングダイニング
  • 各居室(居室に備品を設置するならばその備品もわかるように)
  • 自動火災報知設備
  • 消火器
  • 誘導灯

などです。

むしろ施設の中で写っていない場所がないくらいに、しっかり撮影したものを提出しましょう。

また今はコロナ禍ですので、玄関に体温計や、水場にアルコールやペーパータオルが設置されている写真を載せた方が確実かもしれません。

 

設備の要件

各居室

各居室の広さは、収納スペースをのぞいて7.43㎡あることが必要です。

7.43㎡といわれてもイメージがしづらいのですが、大体5帖くらいの広さです。

自分が一人暮らしをするにあたってワンルームを借りるには、少し狭いかなと感じる広さではないでしょうか。

原則、1居室につき利用者1名です。

夫婦など、特に必要と認められる場合は2名でも大丈夫です。

指定時の定員は4名以上です。

大規模住居等減算というものがあり、定員が8名以上の場合は5%、21名以上の場合は7%の報酬が減算されます。

 

居間・食堂

居室ほど明確に広さは決まっていません。

利用者と従業者が一堂に集まったり、食事をすることができる広さが必要です。

食事をするため、全員が座れるテーブルやいすがなければいけません。

 

台所

こちらも同じく、やはり複数人が調理をしたり動くことができるスペースを要します。

冷蔵庫や、電子レンジや炊飯器などの厨房機器も兼ね備える必要があります。

冷蔵庫は、各利用者が自分の物を入れられる大きさが兼ね備えられていなければいけません。

 

洗面所・便所・浴室

受け入れる利用者の障害特性に応じた作りや広さになっている必要があります。

極端に浴槽が狭かったり、身体障がい者が利用するのに和式便所しかない場合は指摘が入るかもしれません。

 

まとめ

具体的な条件を書いてきましたが、2022年10月現在の記事になります。

こちらの記事は参考程度にしていただき、実際指定を取る場合は、指定権者に確認をしてから申請を行ってください。

 

 

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