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江戸川支部会の研修(2022/7/14時点の情報)

帰来時弁済型遺産分割

この記事は、2022/7/14時点での情報です。
特に税法は頻繁に改正されますので、
読まれる方にとっては古い情報の
可能性があります。
ご注意ください。

相続税、贈与税に関しての具体的な事例は、
税務署や税理士の先生にご相談くださいね。

 

先週の7/14(木)の18時より、タワーホール船堀で江戸川支部会の研修がありました。

相続の基礎知識とインボイス制度についてです。
全体的にとても興味がある内容で、2時間でしたがあっという間に
過ぎてしまいました。

知っていたことはより確実に、初めて知った知識は新しく自分の糧になるように。
そういった意味も含めて、アウトプットをしてみます。
自分のノートのような感じで書きますので、
参考程度に読んでください。

 

相続により承継しないもの

今更「相続とは」、なんて書くと字数をかせぐだけなので、
つまみ食いな感じで、気になったところだけをピックアップします。

「相続により承継しないもの」
つまり相続財産(遺産)とならないものです。

  1. 被相続人の一身に専属したもの
  2. 位牌、墳墓などの祭祀財産
  3. 生命保険金、死亡保険金、遺族年金など、契約や法律に基づいて支払われるもの

3.については、相続財産にはなりませんから遺産分割協議はしませんが、
みなし相続財産とされます。
つまり、「相続税」の対象にはなります。
ですが、「非課税 = 500万 × 法定相続人の数」です。
別途、非課税枠が用意されているわけです。

 

相続開始の原因

民法882条(相続開始の原因)
相続は、死亡によって開始する。

戦前の家督相続のもとでは、戸主の死亡のほか、「隠居」という制度がありました。
民法旧規定では、戸主が生前に家督を相続人に譲ることができたのです。
今は、死亡したときにのみ、相続は開始します。
相続とは、それが当たり前だと思っていたので、隠居の意味を知って驚きました。

 

法定相続人

相続人とは、遺産をもらえる人のことです。
相続人には誰がなるのか、民法という法律で決められています。

家族全員が、相続人になるわけではありません。
家族だけが、相続人なるわけでもありません。

亡くなった方(被相続人)の配偶者と子供が相続人、というパターンが一番多いです。

配偶者 + 子供

この「子供」には、今の配偶者の子供だけではなく、
離婚歴があって、前の配偶者との間に子供がいれば、その子も含みます。

他にも、養子縁組をした子供も含まれます。
しかし、相続税を計算するときの法定相続人に含める養子の数は、以下の制限があります。
被相続人に実子がいる場合は一人、被相続人に実子がいない場合は二人までです。
ですからたくさん養子縁組をして、基礎控除額を増やそうということはできないのです。

そして婚外子。
結婚していない男女の間に生まれた子どもがいて、
その子を認知している場合も子供に含まれます。

「子供」と言っても幅広いのです。

 

注意したい法定相続人

「子供がいないから、相続人は配偶者だけだね」という考えは甘い。

子どもがいない分、別の人たちが相続人になってきます。

 

配偶者 + 被相続人の親

 

子どものいない夫婦の夫が亡くなって、妻だけが相続人になるかと思いきや、
まさかの、亡くなった夫の親が相続人になってくるのです。
嫁と、しゅうとと、しゅうとめという関係。
例えしゅうとが亡くなっていても、しゅうとめだけが相続人になります。
嫁しゅうとめの仲が悪かったら、最悪ですね。

 

「じゃあ両親も他界しているから、夫の財産は私だけのものね」はまだ早い。

配偶者 + 兄弟姉妹

今度は、亡くなった夫の兄弟が相続人になってきます。
「でも、兄弟は全部亡くなっているから…」と思っても、まだ安心は早い。
兄弟に子供がいたら、その人たちが相続人になるのです。

だから配偶者だけが相続人になるのは、この人たちが全員いない場合だけなのです。

 

子どもは、どこまでいっても「子供」として法定相続人になってきますが、
配偶者は、「前」配偶者は相続人に含まれません。
被相続人が亡くなる時に、入籍していた「現」配偶者のみです。

法定相続人になる配偶者はいないか、一人か。
ですが、子供は複数人でてきます。

 

どうやって法定相続人を調べるのか

ドラマなどで、亡くなった大富豪のおじいちゃんが、
遺言書で隠し子がいたことを告白した、という設定があります。

じゃあ遺言書がなければ、隠し子の存在はわからないものなのかと言えば
そんなことはないのです。

相続開始とともに、被相続人の戸籍を集めることになります。
それは、被相続人の最後の本籍地の戸籍だけではなく
被相続人が、生まれてから死ぬまでの戸籍を集めるのです。

これが大変で手間がかかるのです。
そしてこの戸籍をすべて集める理由は、
「法定相続人」を調べるためです。

だから、おじいちゃんが隠し子の存在を遺言書で告白せずとも、
認知していると戸籍に載ってくるので、結局はばれるのです。

「認知する」とは、法律上の親子関係ができること、
つまり相続人になるということなのです。

アウトプットは次にも続きます。

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